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岡田麗史 公式サイト

<仕舞の稽古について>

仕舞とは能の中の型どころだけを取り出して、謡に合わせて演じる方法のことです。舞台で演じる時には、紋付きに袴で致しますが、ご婦人でしたら袴を着けず着流しの着物姿ですることもあります。稽古の時は、勿論洋服で構いませんが、必ず白足袋を着用してください。

能の所作の基本には、構エと運ビがあります。構エとは基本となる姿勢のことです。役柄、曲柄によって多少の違いはありますが、基本的なところは共通しています。舞台の床の上に膝を柔らかくして立ち、腰をグッと返し、背骨と頸椎を真っ直ぐにし顎を引きます(※1)。腕は肘を返し手の先は体のやや前方に離して保持します。運ビとは舞台上での歩き方のことです。よく摺り足と表現され、足の裏を床からまったく離さずに左右の足を前後させるものと思われがちですが、それは誤解です。左足から前に出る時、左足が出るに従って爪先が持ち上がり、爪先を床に着けて左足に体重を移動し、右足を前に出そうとする時には右足の踵がが僅かに上がります。構エ同様運ビも役柄、曲柄によって多少の違いはありますが基本的なところは同じです。


※1 肩甲骨を引き付けて胸を張り、肩が上がらないように気を付けます。


仕舞の稽古では、先ず構エと運ビという二つの基本的な要素の習得を目指します。あまり長くなく、型も多くない曲から入っていきます。初めは、私の構エや運ビを見ながら真似をして、舞台の上を一緒に動きます。一通りのことが出来るようになったら、一人で舞って頂いて細かいところを直していきます。

仕舞の稽古といっても、シテ謡(仕舞を舞う人が謡う謡)を謡わなくてはなりませんし、地謡を聞きながらそれに合わせて動くのですから、謡の心得も必要です。謡の稽古と並行してされることをお奨め致します。

くつ下では舞台に上がれませんので、体験希望の方も白足袋だけはご持参下さい。


舞囃子の稽古については、仕舞の稽古をある程度積んで、基本を身に付けてから進まれるのが良いと思います。


謡の稽古、仕舞の稽古とも基本から丁寧に分かりやすく稽古して参ります。皆様のご参加をお待ち申し上げております。

お気軽に無料体験コースにご参加ください。

お問い合わせ先(謡曲・仕舞教室):
外国人の方も歓迎致します。(I welcome foreign disciples.)